人間ドックと献血をうまく利用する

人間ドックは自由診療にあたるため、保険診療で受けられる病院の検査よりも高くなってしまいます。そのため、人間ドック=高い、というイメージが強く、それを理由に受診をためらってしまうケースも多いようです。入っている保険の種類によっては、人間ドックの受診者に対して補助金を出していることもありますが、それも全ての人が受けられるわけではありません。また、補助される金額も全額の場合もあれば何割かという感じでマチマチです。

お金がないけれども、定期的に血液検査を受けたいという人は、献血を利用するという方法があります。献血は無料です。最近では新たに献血の血液検査で糖尿病の項目が加えられたため、特に糖尿病予防に役立ちます。献血というと空腹時にはできないというルールがあるため、糖尿病の空腹時血糖を調べることはできません。

ではどうやって糖尿病を調べるかというと、飲食時でも数値の変動が少ない血中グリコアルブミンの量を測定して診断するのです。これにより、間接的に糖尿病の有無を調べることが出来ます。血液検査の結果は、採血から約2週間後に本人にあてて通知されます。検査というと病院や人間ドックでしかできないと考えがちですが、お財布に余裕のない人は献血を定期血液検査として活用するのも、十分病気の予防効果があるでしょう。

もちろん、血液検査だけでは全ての病気の有無は調べられません。がんなどの早期発見も難しいです。なので、これはあくまでも人間ドックのおまけとして活用する方法としての献血の利用法です。渋谷の内科のことならこちら

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